欲しいモノがないから自分で作る
という考えは、至ってシンプルで明快です
つくりたいからつくる
ないからつくる
今日は今度のDM用に糸電話も作ってみました
でも糸ではなく、毛糸を使いました、、毛糸電話
糸電話はあんなに単純な構造なのに
なんで、声が聞こえるのか?
と、訊ねられたら、上手くは答えれません
そんなこんなを考えていたら、少しでも太い毛糸の方が
音が届きやすい気がしてきたのです
むかし
実家の数軒隔てた所に同級生の松っちゃんが住んでいました
ジーコ、、ジーコとダイアルを回し
遊びに行こう♪と、誘いの電話をかけるのですが
ある時、この距離なら糸電話で話せるんじゃないか?
という話しになり、作ってみました
どちらの家で作ったのか?
そんな事は全くもって覚えてませんが
隣の家の屋根を越えて糸をピンと張る事が出来ず
僕らの一大プロジェクトは失敗に終わりました
結局の所、窓を開けて少し大きな声を出したら
十分届く距離だったのです。。。
でも何かを作る一心とはそういう事なのでは?
と考えたりもするんです
最近は革の加工や染めなんかも自分でやったりします
第一段階、、上手いか下手かは、考えた事ないというか
気にしてません
それよりは
やりたい
と思った初期衝動を大切にしたいなぁ
と考えています
出来るだけ、作るものに魂を込めたいです
人が作って人に渡る
コンビニ感覚ってのは、だいぶ違和感を覚えてしまいます
でも密室に篭って、色を塗っていると
塗料の匂いでフラフラしたりします
それも心地良いんです
むかし、谷くんと一緒に
ペンキ屋さんへシンナーを盗みに行ってました
谷くんは、歯がボロボロでした
谷くんが転校してくる前の学校の子に聞きました
谷くんはスポーツも勉強も万能の優等生
だった。
そう、過去形、、優等生だった、らしいのです
担任の先生の理不尽な言動で一気にグレてしまったそうです
谷くんもボロボロの歯で、その先生の話をしてくれました
その時くらいから、僕も大人が嫌いになったのです
シンナーでヘロヘロの谷くんと
ただ走りたくないだけの僕
マラソン大会は、一緒に最下位のテープをきりました
ゴールは一応用意されてました
そんな僕がここ何年かジョギングにハマっています
時は過ぎ行くものです
僕も4本程、歯がありません。。。